ReASIA Nongkrong#7 「BANANA FIBER RESEARCH PROJECT」

ReASIA Nongkrong#7 「BANANA FIBER RESEARCH PROJECT」

Nongkrong #7 芭蕉布プロジェクト

感想(随時追加中)

以前より、山中彩ちゃんから、芭蕉布プロジェクトのことは聞いていた。
東南アジアに住んだ経験がある人は、バナナの木は身近かもしれない。日本でも、よくよく周りを見てみるとバナナの木を見つけることも実はできる。ただ、バナナの木から綺麗な布を織ることができることを、一般の日本人にはまだまだ知られていないことだと思う。私もその一人だった。
皆さんの話を聞いている内に、かなりの広い範囲でバナナ繊維から布が織られていることを知る。そして、それらの技術は廃れていったりして、かなり情報も限られている。
そういうときは、実際に行ってみるしかない!そりゃそうだ。
実物を目の前にして、あれやこれやと話すことの面白さは、旅好きの方々には共感がえられると思う。
飛行機にのって、言葉の通じないまちを訪れ、森に入り、実際に木を倒し、運ぶ、実際に繊維を採取し観察する。
文章にしてみれば簡単だけれども、実際の体験談を聞いているとかなりの重労働である。
ものづくりも、調査も、大変だけど、面白い。そういった感覚を思い出させてくれるような話だった。
中村衣里

バナナリサーチプロジェクトを通して、これまでにベトナム、台湾では蘭嶼島、花蓮県など様々な土地を訪れました。旅をすることや、アジア各地の染織文化を見ることがもともと好きだった自分にとっては、旅の経験を自分の制作活動にどのように繋げていくかということに関して、このプロジェクトを通して様々なヒントを得ることができました。
バナナのリサーチを通して現地の天然繊維や染色の現場を訪れるうち、天然染料に挑戦してみようというモチベーションが高まったことも大きな変化です。ちょうど化学染料での表現に行き詰まりを感じていたことや、自分の中でものづくりに対する矛盾や疑問を感じていたこともあり、この変化は必然のものであったのかもしれません。各土地特有の素材や、それぞれの文化の関連性に着目し、それらを作品の中に取り入れ始めたとき、今の時代にものづくりをすることはどういうことなのか、改めて考えるようになりました。2020年にリアジアの活動が始まり、芭蕉布の活動と絡めていけたら良いなぁと思い旅の記事を書いたりしながら、今回は満を時してノンクロンでお話する機会が持てたことを嬉しく思います。後半の交流タイムも熱かった・・!
みなさんありがとうございました。
山中彩

ReASIA Nongkrong#7 「BANANA FIBER RESEARCH PROJECT」 イベント用特設ページへようこそ

詳細

7回目のノンクロンは、満を持して「Banana Fiber Research Project」に取り組まれる3名の方々に、お話を伺います。
プロジェクトについては、ReASIAのウェブに記事がアップロードされているので、詳細は以下からご覧ください!
合わせて、台湾やベトナムの調査旅行についての記事もアップロードしています。

話してプロフィール

福島泰宏
埼玉県出身。’85年沖縄県大宜味村に移り住み、平良敏子芭蕉布工房などで技術を学ぶ。糸芭蕉の栽培から織りまでの全行程を手がける。
工房バナナネシアの歩み
1985年 沖縄県大宜味村で平良敏子芭蕉布工房で製造技術を学ぶ
1992年 読谷村で工房を立ち上げ独立し芭蕉布の製作をはじめる。
2001年 芭蕉紙の製造を始める。紅型を始める。
2014年 沖縄県今帰仁村字謝名に工房を移転。糸芭蕉の栽培から、繊維の採取、糸紡ぎ、 染織、織りの全行程を、沖縄の伝統的な芭蕉布製造技法を基に生産中
http://banananesia.official.jp/index.html

遠藤薫 (美術・工芸作家)
1989年大阪府生まれ、ベトナム・ハノイ在住。沖縄県立芸術大学工芸専攻染織科卒業。志村ふくみ(紬織、重要無形文化財保持者)主催、アルスシムラ卒業。 世界中のボロ布を集め、修復し、使用することを繰り返すことを始め、主として“工芸”的なるものと“社会”の関わりをテーマに作品を展開する。現在、沖縄芭蕉布の織り手である福島泰宏さん30年来の夢を叶える「Banana Fiber Research Project」を共同実行中。沖縄、ベトナム国境、台湾離島を始め、各国の糸芭蕉(バナナ)のルーツを探すプロジェクトを通して、彼と彼らと私たちの生を見つめ直す。
https://www.kaori-endo.com/
https://www.facebook.com/kaori.endo.0510
https://mobile.twitter.com/mosimosikaori

山中彩 染色作家 .
工芸/染色作品の制作を通して、現代の日常の暮らしの中に息づくものづくりのあり方を考えている。韓国と日本にルーツを持ち、現在は台湾で暮らしている。アジア各地へ旅をする中で、土地の環境と文化に由来する染料や技法に興味を持つようになる。ReASIAを通しては、芭蕉布に関するプロジェクトや天然染料のリサーチ記事を執筆する。2017年金沢美術工芸大学工芸科染織専攻卒業。国立台南芸術大学応用芸術学科繊維専攻に在籍中。京都府出身。
https://aya-yamanaka.com

Zoomリンクはこちらから

当日こちらにリンクを表示させます!

NONGKRONG(ノンクロン)とは?

ノンクロンはインドネシア語ですが、一言で英訳、和訳ができない言葉です。
友達や近所の人と、屋台やカフェ、家のテラスや集会所でなんとなく集まっているうちに、新しい人に出会ったり、誰かが面白いことを教えてくれたり、ひょんなアイディアで盛り上がったり、それが仕事になっちゃったり。そんな自然な人と人との交流のことをNONGKRONGと呼びます。 私達も、偶然の出会いを大切にしながら、色々な話をしよう と、この集まりをはじめることにしました。

前回までのイベントの様子はこちらから。

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Reasia

アジアのものづくり分野をベースに「もっと知らないことを知りたい。対話したい。学び合いたい。新しい物語を作りたい。」という、2020年に本格始動したばかりの団体です。

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